身近で出会った小さな幻蝶




     日々深まる草場のひだまりに集う、美しい瞳たち....

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       ヒメウラナミジャノメ
       裏翅に、繊細なさざ波模様を持つ小さな蛇の目蝶。
       低く...でも軽やかにスキップするように、日蔭とひなたを行ったり来たり♪
       日中は、翅を閉じている姿を撮るのが難しいくらい、ひなたぼっこが大好きな蝶ですね~
  
       とても美しい蝶ですが、パッと見は地味やし(笑)
       あまりにも身近過ぎて、どこででも会えて、数もいっぱい居て、すぐ開翅して.....
       正直...フィールドへ出ても、目もカメラも向ける事が無くなってしまってました。
       「ヒメウラちゃん、いつ見ても元気やねぇ~」ーって声かけるくらいで(;^_^A

       この日も、たーーくさんのヒメウラナミジャノメたちを掻き分けながら(笑)
       ツバメシジミが居ないかと探していたんですが.....
       大きな雑草の葉の上に、ふと目にとまった見慣れない姿。

       ん?......!!!∑(゚ロ゚!(゚ペ?)??? 

     工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェナニコレ??(゚Д゚;ノ)ノ ドテッ☆ ⌒Y⌒[[◎]]カメラ













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       ヒメウラナミジャノメ 白変個体(白化?)
       翅や体の黒系のメラニン系色素が欠損した、白いヒメウラナミジャノメやったんです!!
       いや...白と言うよりは、ベージュ系やなぁ~
       トップのノーマル個体と見比べてもらえたら違いがわかりますか?

       とにかく美しくて....まるで、ウラナミシジミのような上品さです・:*:・(*´ー`*人)
       
       ヒメウラナミジャノメは、眼状紋の異常型があるのはは知られていますが、
       こんな白変型は、写真でも見たこと無かったです。
       蝶の翅の色素や、遺伝子学や...色んな方向から調べてみましたが、
       説明が書けるような結論にはたどり着けませんでした。当たり前ですが(笑)
       昆虫にも、複眼の白化...または全身の白化したアルビノと呼ばれる個体が存在するようですが、
       この子はアルビノではなく、何らかの原因で、鱗粉と体毛に白化変異が現れたって事かな?
       でも...不思議な事に、複眼はノーマル個体より黒く見えるんですよぉ....意味[●´p;д;q]ワヵ冫ネッ

       爬虫類の品種で言うところの、リューシスティック.....と言う感じです。
       (お馴染み、ウチの小次郎はリューシスティックです~)



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       実は、初めて見つけた時は、気温も高いし活性も高過ぎて、
       どんなに飛ばしても、秒殺で開翅してしまって、↑ こういう姿しか撮れなかったんです。
       とにかく白くて、最初は蛾が混じってるのかと思いました。
       どんなに眺めても、傷んで色褪せた風にも見えず...どちらかと言うとまだ美しい個体。
       表の目玉模様に黒い色が無いけど、どう見てもヒメウラナミジャノメ.....


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       ノーマルと比較してみました、こんなに違います。 
       
       こんなの見た事ないなーと思いつつも、
       自分が知らなかっただけで、大して珍しくもないのかも??...と思い。←ドアホヤ|li;´゜ω`)
       まぁ、表を撮ったしー と、すぐ他の蝶に気を移してしまったんです。





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       帰宅してから、思いつく限りのあらゆるワードで検索してみたけど....
       画像も記事も、まったく出てこない。 
       しまった.....Σ(ll゚д゚(ll゚д゚ll)゚д゚ll) もしかしたらすごい出会いやったんか??
       どうしてもっと粘らんかったんやろーーー(T∇T)

       トンボやクモや、鳥にさらわれてませんようにと祈りつつ、再度探しに行けたのは、
       初見から3日目でした。
       曇り空で、ベニシジミさえよろけてる気温の低さ☆ 見つけられたら活性も低くてチャンスかも!
       出会った場所のすぐ近くの栗の低木の上の方の葉で羽ばたいた姿を発見!ウォォンヽ(;▽;)ノ奇跡☆

       “毛虫もハムシも一緒でええから~降りて来てぇぇ!щ(゚Д´щ)カモォ- - - - - -ン”  渾身の揺さぶり(笑)

       何とか木から下ろす事に成功!! 比較画像で解りますが、後ろ翅が少し欠けていましたが、
       無事でいてくれて、再会できたことがめっちゃ嬉しかったです!
       後で付近をざっくり捜索しましたが、この子以外の白変個体は見つけられませんでした。


      

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       こうして興奮気味に書きなぐってますが、
       はたしてホンマに珍しいのかどうかは....解りません∟(±▽±)┘?
       ※ご存じの方、いらっしゃったら教えてくださいね!※      

       ただ....私にとっては、「小さな幻蝶との奇跡の出会い」です。

       身近な蝶の奇跡を見逃したらアカーーーン! 
       ....と、警告しに現れた、自然からの使いの妖精なのかも知れませんね?
       
       この子の雌雄さえハッキリ判断できないけど、
       この発色が、劣性遺伝でもしてくれるのなら... いや! この場所で今までもしていたとしたら?
       ヘテロが複数存在すれば、
       確率は低くても、ゼロではないから、またここで奇跡に会えるかもしれない???
       なーんの根拠もあらへんけど、そう妄想する事がロマンやなぁ~☆・゚:*(´ω`*人) 
       

       長々と書いてしまってゴメンナサイ<(_ _)> 最後まで読んで下さった方、おおきにです!
       皆さんの身近にも、こんな小さな奇跡が存在するかもしれませんよ~
       身近過ぎる蝶たちをまた、楽しみ直す事が出来そうですね♪
       たくさんのヒメウラナミジャノメが集ってる場所、よーく見回してみてくださいね♪ \(@⌒ο⌒@)/




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by butterfly_mie | 2012-05-15 00:00 | 虫撮り部活記

心の瞳で切り撮った素敵♪


by butterfly_mie